板金加工

溶接

溶接は、部材と部材を組み合わせる際に行う工程で、板金の一工程ということもできます。
当社は、非鉄金属であるステンレスやアルミニュームといった素材から製品を作ることが多いため、Tig溶接を比較的多く使用します。
また、微細で精密な加工が求められる場合は「YAG」、気密溶接が求められる場合は「シーム」といった、素材と製品特製に応じた各種溶接を使い分け、様々な製品に対応しています。

溶接

YAGレーザー

YAGレーザー(やぐれーざー)とは、イットリウム・アルミニウム・ガーネットを用いた固体レーザーのことである。 複合元素それぞれの頭文字をとり「YAG」となる。 このレーザーで用いられるYAGの結晶は、イットリウムのうち結晶製造時に他の元素を数%ドープ(添加)して置き換えたものが用いられている。 研究用・工業用・医療用レーザなどに最も多く用いられているのはネオジム(元素記号Nd)をドープした Nd:YAGレーザーで、医療用などでエルビウム(元素記号Er)をドープした Er:YAGレーザーも多く使われている。

YAGレーザー

シーム溶接

シーム溶接(シームようせつ、英: seam welding)とは、抵抗溶接の一種。 ローラ電極を用いて加圧、かつ通電しながら電極を回転させ、母体を連続的に溶接する方法。 この節の加筆が望まれています。

シーム溶接

仕上げ・コーティング

板金加工が終われば、仕上工程になります。
当社は電解研磨や各種コーティングなど、ご要望に応じて、美しい仕上げを実現します。

仕上げ

酸洗い:
溶接の焼け取りなどに使います。
電解研磨:
耐食性を向上させる時に使います。

コーティングの特徴

フッ素コーティング:
酸、アルカリ、有機溶剤⇒◎(耐性あり)
耐熱性⇒◎
塩化ビニールコーティング:
酸、アルカリ⇒〇 溶剤類⇒× 電気絶縁性⇒◎
ポリエチレンコーティング:
強酸化性酸以外の酸、アルカリ、無機塩類溶接⇒〇
ナイロンコーティング:
耐候性⇒◎ 海水⇒◎